銘木という自然の芸術

銘木という自然の芸術

「銘木とは」
私たちの身の回りには、さまざまな木製品があります。家具、器、建築材、工芸品。その中でも、特別な存在として扱われる木があります。それが「銘木」です。銘木とは、美しい杢目・希少性・長い年月を経て生まれた価値を持つ木材のことです。一般的な木材が「材料」として使われるのに対し、銘木は「価値ある素材」として扱われる木です。例えば、独特で美しい杢目・長い年月を経て生まれた色合い・市場にほとんど出ない希少性。こうした特徴を持つ木が銘木と呼ばれます。

「銘木の魅力は杢目」
銘木の最大の魅力は、自然が生み出す唯一無二の杢目です。代表的な杢目には次のようなものがあります。
・玉杢(玉のような模様が連なる美しい杢目)
・縮杢(波のように揺れる立体的な杢目)
・波杢(水面のように揺れる模様)
これらは人工的には作れず、長い年月と自然の偶然によってのみ生まれる模様です。つまり銘木は、二つとして同じものが存在しません。

「時間が作る銘木」
銘木の価値は、「時間」そのものとも言えます。例えば、数百年育った木・地中で長い年月眠っていた木・特殊な環境で変化した木。こうした木は、時間の経過によって色や質感が変化し、独特の風合いを持つようになります。木が生きてきた時間が、そのまま価値になるのです。

「日本で愛されてきた銘木」
日本では古くから、銘木は建築や工芸の世界で大切にされ、長く選ばれてきました。床の間の柱・茶室・高級家具・工芸品。そこには、自然の美しさを尊ぶ日本の文化があります。

「曲木屋善が銘木を選ぶ理由」
曲木屋善は、銘木を伝統の曲木技術で「円」の形にしています。「円」には縁・円満・繋がり・永遠などの意味合いがあります。だからこそ素材にも意味がある銘木を選んでいます。意味があるから大切にできるし、長く愛用することができます。意味があるから大切な人への贈り物にも相応しい。長い時間を生きてきた銘木を、また新しい時間の中で使ってもらう。それが曲木屋善のものづくりです。

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